さいたま市の予算の特徴は、他の政令指定都市と比べても、歳出に占める土木費の割合が高いことですが、今年は浦和駅東口再開発が終了したことで若干低下しましたが、都市計画関係の予算は、５２０億円にもなります。これは、教育費を１２５億円も上回ります。
　浦和東部開発、武蔵浦和再開発には、今年も莫大な公費が投入されます。同時に、今後の開発として浦和駅西口南高砂地区や大宮駅西口・東口の再開発が計画されています。
　これらは、莫大な公費の投入が必要となり、一層の人口の呼び込み、大規模小売店の出店が予定されています。
　開発を優先するより、市民のくらし・福祉を守る方向へ予算を切り換えてゆくことが求められています。