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◆市政告発・2010年度予算から@◆
教育予算の削減
保護者に大きな負担、教育現場でも混乱が

 2010年度の予算では、聖域なきたな卸しで教育に関わる予算が大幅に削減されました。
 国でも、高校の授業料の無償化など教育に対する負担を軽減しようとしているのに、さいたま市は、逆に父母負担を増やす方向です。
 舘岩少年自然の家や赤城少年自然の家、六日町等を使って林間学校が行われています。現地に行くためのバスや電車などの交通費を一律削減しました。そのためバス代など新たに1000円負担が増やされます。
 学校警備員も、一日配置されていたものを午後の半日の配置に。このため朝の校門での警備をPTAや地域の防犯組織にお願いする事態になっています。PTAなどからは、そこまではできないとの声が上がっています。厳しい批判のもとで当面、7月までは従来どおり行いますが、子どもの安全を保障する上で、学校現場で大きな混乱が起こっています。
 大規模校に配置され、子どもの健康診断などに欠かせない役割を果たしている養護教員の補助も削減されます。学校現場からは、子どもの健康を保障できなくなると削減しないよう強い要望が寄せられています。
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