６月議会の都市開発委員会での議案外質問で戸島よし子市議は、緑地保全と公園整備計画について質しました。
　緑地が突然マンションになるなどの『虫食い』状態になっている問題や、さいたま市の公園面積が市民一人当たり４・９６�uで、政令市平均の８・５�uを大きく下回っている問題について対策を求めました。市当局は「緑地保全については、公有地化事業を進め、市内２７ヶ所に自然緑地を指定しているが、土地所有者が緑地を持ち続けられるように、国に対して相続税の軽減などの優遇措置を要望していく。公園の適正配置に努める」と答弁しました。
　また、見沼区の堀崎中央公園整備については、「今年度は給食センターの解体工事を実施し、加田屋川の遊歩道化については所管課と調整する」と応えました。
　大和田２丁目のマンション建設については、大砂土東小学校の超過密化の問題、４ｍ未満の狭隘道路の問題、生活基盤が未整備だという問題などから住民による反対運動も起きており、開発認可を慎重にするよう求めました。市は「要綱で定めた基準により事業者を指導する」と答弁しました。