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12月議会、5日開会
妊婦無料検診2回から5回に
子ども医療費無料制度拡充へ

 さいたま市の12月定例市議会が、5日から始まりました。会期は12月19日迄です。
 今議会に提出された議案は、「妊婦健康診査費及び子育て支援医療費の助成に関する条例」案や市長や議員など特別職の給与・報酬を引き下げる条例改定、補正予算案など34件です。
 「妊婦健康診査費及び子育て支援医療費の助成に関する条例」案は、現在2回の無料妊婦検診を5回に増やすことと、子ども医療費無料制度の所得制限をなくし、対象を入院は中学卒業までとしています。実施は、2008年4月から。
 妊婦無料検診の回数増と子ども医療費無料制度の拡充は、日本共産党市議団が強く求めていたものです。引き続き、通院についても中学卒業まで拡充するよう求めていきます。
 特別職給与・報酬の引き下げ案は、市長給与を月額131万円から124万3千円に、議員報酬を月額85万円から80万7千円にするものです。現在、市長給与は10%、議員報酬は5%減額されており、引き下げ後の新しい議員報酬は、実際に支給されている報酬額とほぼ同じです。市長給与は、合わせて提案される6%の減額特例を継続する条例改定案によって、支給額が現在とほぼ同じになります。
盆栽購入案件に反対
 一般会計補正予算では開会日初日に、文化財産等取得基金から5億円取り崩し、盆栽(高木コレクション)等を購入する案件が先議扱いとして審議した結果、賛成多数で可決されました。日本共産党は同案件に反対しました。
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