９月議会の代表質問で神田よしゆき市議は、来年度予算編成について、市民のくらしの現状を考え市民負担を軽減するなど市民のくらし優先の予算を組むように市長に求めました。
　日本共産党市議団は、この間市民アンケートを行なっています。まだ途中段階ですが、１８００通近くの回答が寄せられています。その中では、くらしが大変、将来が不安だという回答が９割近くにもなります。
　「収入は変わらないが支出は増える一方で多少のやり繰りでは切り抜けられない」「年金はもらえるのか、老後は病院にかかれるのか、将来の見通しが不安」などアンケートで寄せられた市民の声を紹介、増税や負担増の押し付けを止め、国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、子育て世代の人達への経済的負担軽減のためにも子ども医療費の中学校卒業まで年齢を引上げることなど、社会保障と福祉の充実に予算編成の重点を移すように求めました。
　市長は、市民ニーズにそって子育て支援や福祉の充実をはかるといいながら、これらの具体的な課題には答弁を避けました。
　その他、待機児童解消、保育の民間委託問題、介護保険料引き下げや制度の見直し、ＪＲ線・東武野田線の踏み切り拡幅問題についても質問しました。