青柳しんじ市議は、「まちづくり委員会」の議案外質問で、「ゲリラ豪雨・都市型水害への対策」と「自転車、歩行者の交通安全対策」をとりあげました。
　さいたま市の下水道は、合流式と分流式があります。現在普及を進めているのは分流式ですが、早期に下水道に着手した都市部（大宮駅や浦和駅周辺など）は合流式です。雨水と汚水を同一の管に流す合流式は、大量の雨が流れ込めば処理能力を超えて下流で溢れます。道路冠水など今年の水害の多くはこのパターンです。青柳市議は、分流式への切り替えを求めました。また、公共施設での地下貯留促進と民間地下貯留施設への補助についても対応を求めました。
　交通安全対策では、自転車専用レーンの増設と、レーンのない道路での自転車・歩行者の安全対策を質しました。また、歩車分離信号（スクランブル信号）の増設にむけ、地元要望をもとに埼玉県警との協議を密に行なうことを求めました。