戸島よし子市議は、保健福祉委員会の議案外質問で、公立保育所の耐震化について取り上げました。
　市内公立保育所６２園のうち築２５年以上経過している施設は５０園もあり、改築、改修の計画については、「大規模な建て替えについては、耐震診断実施の結果を踏まえて検討する」「耐震診断が必要な保育園は４３園あり、平成２４年度を目途に耐震診断を進める。昨年度、８園の耐震診断の結果、来年度補強工事を実施する」と答弁がありました。さらに戸島市議は「耐震診断と補強工事は計画的に完了目標を持って進めていくべき」と求めました。その後の調査で、平成２１年度補強工事を実施する予定園は、天沼・大和田・日進西・上子・鈴谷西・片柳・植水・東大宮の８園であることが明らかになりました。
　臨時保育士の処遇の問題についても取り上げました。１日８時間勤務の臨時保育士の時給は１０００円で週５日勤務です。夏冬一時金０・６月をあわせても年収は約２２０万円です。研修、職員会議、行事への参加など正規職員と同様で時間外勤務もあるのに、契約は６ヶ月で更新され、何年働いても給与は増えないなど問題があります。戸島市議は「パート労働法の改正に合わせて待遇の改善を図るべきだ」と主張しました。