２月市議会は、２月３日から開会しました。
　景気後退が続く中で、さいたま市は大型の補正予算が組まれました。この中では、市民要望が強い生活道路の整備、滝沼川・皇山川の浚渫などの河川改修、下水道の２５事業箇所について前倒しで実施することが盛り込まれました。
　また、来年（２００９年）度予算についても提案されました。予算規模は、昨年度に比べ一般会計で０・２％増の３９１２億円、特別会計は２・５％減の１７４６億円になります。今年の予算は、厳しい財政状況といいながら基金などを活用し、昨年の予算を確保し、その中では、妊婦検診の公費負担を１４回に、超音波検査についても全年齢について４回にする。小中学校の耐震補強工事を２４校４６棟一気に進める、無認可の保育園の補助金の増額なども提案されています。
　しかし一方では、武蔵浦和駅の再開発事業や浦和東部開発事業などは聖域として、開発推進しつつ、介護保険料についても平均２・４％を引き上げる方針です。
　日本共産党では、今後の審議を通じて予算案や条例案の問題点を明らかにし、少しでも市民のくらしを守り、市民要求が実現できるようがんばることにしています。