２月１９日、２０日と来年度予算に先立って、２００８年度の補正予算が審議されました。通常の補正予算とは違い、昨年末から顕著になった景気の後退を受け、公共事業の前倒しなどの緊急の経済対策などが盛り込まれた、総額２２８億円の大型補正予算となりました。
　小中学校の耐震補強工事についても、３校３棟分について前倒しで工事が行われます。また、生活道路や下水道などの工事についても前倒しで行われます。これらの中には、緊急対策とは言いつつも、市民の要望の強いものなども盛り込まれています。日本共産党市議団は、くらしに役立つ身近な公共事業は積極的に推進すべきと主張しました。
　一方、岩槻市との合併にともない、岩槻サティの駐車場（２億６８２５万円）を市が買い取ることについては、議会にも報告せず、前岩槻市長が駐車場の持ち主と密約を結び買い取ることになったものであり、認められないとして反対しました。