４月２２日、保健福祉委員会が開催され、請願の審査が行われました。
　日本共産党の戸島よし子市議は「請願が求めている��保険料の引き上げを行わないこと〞は、４月の議案審議で平均２・４％の引き上げが日本共産党の反対にもかかわらず強行された。執行部が明らかにしたように、特別養護老人ホームの待機者は２０１３名と多く解消が進んでいない。政府は４月新介護認定制度を打ち出したものの、わずか２週間で制度の見直し『経過措置』を出さざるを得なかったのは、介護団体や国民の強い批判があったからだ。質問項目の減ったコンピューターによる一次判定が重視され、専門家による認定審査会の役割を引き下げるなどの改定に対して批判が強かった。一般会計から１１５４億円の繰り入れを国自らが行い、介護報酬３％の引き上げを実施したが、処遇改善がどのくらい図られるのか見えてこない現状がある。請願にあるように介護報酬を５％以上引き上げ、保険料の負担増に連動しないよう国に求めることは当然のことで、請願の願意は妥当であり採択すべきです」と賛成討論を行いました。
　反対討論は自民党が行い、公明・民主・彩政会の反対多数で否決されました。