戸島よし子市議は９月９日の市議会一般質問で、保育所と学童保育の待機児童解消を求めました。市長はマニフェストで「保育所・学童保育所『待機児童ゼロプロジェクト』推進します」と掲げていました。市は「さいたま子ども・子育て希望プラン」前期計画で示した認可保育所定員数１万人の目標を達成したのにもかかわらず、待機児童を解消できませんでした。
　戸島市議は「待機児童解消は待ったなしの喫緊の課題との認識で取り組むのか、その内容とプロジェクトの進捗状況は」「後期計画策定では、前期の教訓を生かしてどのような整備目標を掲げるのか」と質問したのに対し、盛保健福祉局長は「『待機児童ゼロプロジェクト』は、Ｈ２２年度からの５カ年間の後期計画『子ども・青少年希望プラン』を策定し、アンケート調査や社会情勢を十分に踏まえて積極的な整備目標を掲げ、待機児童がゼロとなるよう施設整備に取り組む」と述べました。戸島市議はそのほかに、「介護保険制度について」、「生活保護の『緊急一時宿泊所』の設置やケースワーカーの増員」、「特別支援学級の整備」、「学校トイレ」の改修などを取り上げました。