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2月議会予算委員会(補正予算)
市民の負担増やす議案に反対
青柳しんじ市議が補正予算で討論

 2月議会は、2月26日補正予算の採決が行われ、青柳しんじ議員が、一般会計、用地先行取得会計、下水道事業会計の補正3議案に反対し、討論を行いました。反対した項目は4点です。
 第1は、大宮体育館の指定管理者の指定に伴う債務負担行為の設定に反対しました。大宮体育館といえば、小中学校の競技大会、各種のスポーツサークルなど一般市民に利用されることが多い公の施設です。民間営利団体が管理することになるこの予算措置で、安上がりの行政と市民サービスの低下が懸念されます。
 第2は、市民活動を推進するためとして基金を設置し、その原資として寄付金を積み立てることに反対しました。市民の資源(寄付金など)と同額の市の資源を出し合って基金を設置し、協同で事業を実施すること、市民の資源と市の資源が1:1の比率でマッチングすることをねらったものですが、寄付金はまだ1円も集まっていません。今後寄付金を集めること自体に、寄付金を引き上げる方向に作用することは明らかです。
 第3は、事業規模約1200億円の大プロジェクト「ウィングシティ構想」に基づく土地購入に反対しました。浦和美園駅前に複合公共施設用地を取得するため、12億7千万円借金をして購入します。しかし、どんな施設がおさまるのか、決まっていません。この計画はバブル期につくられたもので、バブル崩壊後の社会・経済状況の変化により、構想自体が破綻しています。この構想の見直しもせず、借金を重ねていくことは、今後の市民への過重な負担となります。
 第4は、下水道事業に対して、一般会計からの出資金を9億円減額し、その同額を、市債という借金で埋めるという補正についてです。いまの段階になって一般会計からの繰り入れを止めるのは、来年度の値上げを見越してのことであり、正当な理由とはいえません。市債の発行によって新たに利子分の将来的な負担が生じます。下水道事業における地方債の負担を減少させることが課題になっているときに、繰り入れを減らすために地方債の増額をすることに反対しました。
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