あがつま京子市議は１２月６日の文教委員会で、学校トイレの洋式化と学校給食値上げ問題について質問しました。
　あがつま市議は、国庫補助を積極的に利用しトイレ改修を進めるなかで、トイレの洋式化を促進することを求めました。また、児童生徒参加型のトイレづくりが全国に広がっていることから、さいたま市においても前向きな取り組みを求めました。
　教育委員会管理部長は、洋式化の普及状況は小学校約３０％、中学校約２８％であることを示し、昨年度は国庫補助を使って小学校３校、中学校１校のトイレ改修を実施したと応えました。
　次に、あがつま市議は、授業日数増に伴う給食費値上げの影響額を質しました。
　学校教育部長は、現行では総額で４３億円を保護者から徴収していたのが４５億円となり、新たに２億円の負担増になることを明らかにしました。
　あがつま市議は、市民所得が減少し子どもの貧困が深刻な社会問題となっていることから、値上げではなく無料化に踏み出すべきと主張しました。