２月１０日の保健福祉委員会で戸島よし子市議は、保育所定員と民間保育所への補助について質問しました。
　昨年８月１日施行で民間保育所の設置認可基準が改正されました。戸島市議は、基準の緩和が詰め込み保育や保育の質の低下につながるのではないかと指摘し、保育所で事故が増えていることについて、さいたま市では事故が起きていないか質問しました。また、保育所の公民格差が広がることにならないかと質問しました。保育部長は、「事故の報告は逐一受けている」「公民格差にならないよう運用していく」と答えました。
　次に、戸島市議は、私立保育園協会などから再三にわたって建設費補助、運営費補助の要望が出されていることにふれながら、保育士の給与水準の公民格差是正のための補助金拡充を求めました。保育部長は、民間保育所雇用対策費補助金として一人月額１０５００円を助成しているとし、拡充には言及しませんでした。