２月１０日の市民生活委員会で青柳しんじ市議は、新クリーンセンター建設問題と岩槻人形会館について質問しました。
　今年１月１７日の新聞報道で、全国各地の自治体でガス化溶融炉の相次ぐ休止・廃止の事例が報道されました。ＣＯ２の発生、焼却コスト、溶融スラグの有効利用などに問題があることが休止・廃止の理由となっていると報道されています。青柳市議は、全国的な休止・廃止の動きについてさいたま市はどうとらえているのか、また今後市や議会のチェックについて質問しました。
　施設部長は、廃止または休止という環境に置かれる自治体もあるが、さいたま市としては最終処分場の延命を理由に採用していくと述べました。また、維持管理について、市においては情報開示とモニタリング、議会においては予算・決算委員会での審議を通じてチェックができると答弁しました。
　次に、青柳市議は人形会館建設について、建設が延期になっているのを機会に、岩槻の伝統産業の振興という出発点に立ち返るべきし、地域の方々の意見を聞くことも重視して「建設予定地を変更してワッツビルに移すということも一つの方法」と主張しました。