２月議会は３月４日、市長提出議案２９件（採決済みの２０１１年度予算除く）を可決して閉会しました。日本共産党は浦和駅東口駐車場の指定管理導入など３件に反対しました。
　国民健康保険税の大幅引き下げを求める請願や、短期保険証を本人に届けず区役所に取りに来させる「留め置き」の解消を求める請願などが不採択とされました。党市議団からとりうみ敏行市議が討論に立ち、関東の他の政令市と比べ、さいたま市の国保税は高いと指摘し、「負担増にあえぐ市民生活を考慮するなら、国保加入者の負担を軽減して誰にでも払える国保税にすべきだ。お金が払えないことに対する制裁で保険証を取り上げることは社会保障の精神に反する」と採択を求めました。
　ＴＰＰ（環太平洋連携協定）参加に慎重な対応を求める意見書は可決されました。

国保税引き下げ案否決

　党市議団が提出した国保税ひとり１万円引き下げ案は、自民、民主、公明などの反対多数で否決されました。