６月２４日に予算委員会が開かれ、補正予算２議案について、神田よしゆき市議が反対討論を行いました。
　議案第７６号「一般会計補正予算」には、武蔵浦和駅の再開発が含まれています。商業・業務機能と住宅を一体的に整備し、さいたま市の副都心計画として位置付けられていましたが、経済状況の悪化により、商業・業務機能は大きく後退し、高層マンションが乱立する街づくりへ変化してきました。民間のマンション建設に市の補助金が必要かどうかも含め、このような開発には十分な見直しが必要であると訴えました。
　議案第７７号「下水道事業会計補正予算」では、流域下水道維持管理負担金の余剰金が県から市に返還されています。県の責任ではあるものの、１５年間余剰金が発生することがわかっていながら多額の負担をさせていたことは問題です。返還金は一般会計に入りますが、負担を行っていた下水道会計にいれれば、数年度にわたって取り崩し下水道使用料の引き下げの財源にすることも可能であると主張しました。