まちづくり委員会の議案外質疑で、もりや千津子市議は、南区太田窪の藤右衛門ポンプ場付近で１０年以上も前から大雨が降るたびに発生した汚水逆流問題を取り上げました。
　もりや市議は、昨年１２月議会で山崎あきら市議が原因のひとつとされる雨水管と汚水管の誤接調査を早急に行うことを求めたことを踏まえ、「市は何軒調査を行ったのか」質しました。下水道部長は７５戸調査をして、その結果４１％に当たる３１戸から誤接が見つかったことを明らかにしました。
　もりや市議は、「誤接調査さえこのペースでは住民は引き続き水害と汚水逆流に苦しめられ続ける。また汚水が川に流されていることは水質汚濁防止法違反ではないのか」と重ねて質しましたが、下水道部長は、「汚水が漏れ出したことは法律違反ではない」と回答しました。
　もりや市議は、一日も早く原因を明らかにして、洪水と汚水逆流の被害をなくすよう市に強く求めました。