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災害に強いまちづくり促進議員連盟
講演会「想定を超える災害にどう備えるか」

 さいたま市議会災害に強いまちづくり促進議員連盟の主催で7月27日、「災害に強いまちづくり講演会」が行われました。
 はじめにさいたま市消防局大宮消防署参事の栗原新平氏(緊急消防援助隊・埼玉県隊長)から、実際に被災地へ赴いて取り組んだ救援活動についての報告があり、次に片田敏孝氏(群馬大学工学院教授・広域首都圏防災センター長)より講演がありました。
 栗原参事は、「東日本大震災を教訓として〜陸前高田市被災地活動の体験〜」と題して講演。3月11日〜6月6日の88日間、延べ1674名の職員を派遣し、渋滞やガソリン不足、余震など困難な状況の中、被災地の救援活動に取り組んだことについてリアルに語りました。
 片田教授からは、「想定を超える災害にどう備えるか〜今求められる個人・地域の防災力〜」と題しての講演が行われました。岩手県・釜石市内の小中学校の児童・生徒(小学1927人、中学999人)が「避難3原則」(@ハザードマップに示されるような浸水想定区域にとらわれることなく、それ以上の災害が起こる可能性があることA「ここまで来ればもう大丈夫だろう」ではなく、そのときできる最善の対応行動をとることBいざというときには、まず自分が率先して避難すること。その姿を見て、他の人も避難するようになり、結果的に多くの人を救うことが可能となる)を実践し、津波襲来時に学校の管理下にあった児童・生徒が、全員難を逃れたことについて触れ、日頃から学校、地域で防災教育を行っていくことの大切さを強調しました。
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