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「安心長生き」と「敬老祝い金削減」は矛盾する
――社会保障を充実してこそ

 3月7日、保健福祉委員会にて、高齢者福祉に関する議案・請願の集中審査が行われました。審査が行われたのは「誰もが安心して長生きできるまちづくり条例の制定(安心長生き条例)」、「さいたま市敬老祝い金支給条例の一部を改正する条例の制定」、「さいたま市介護保険条例の一部を改正する条例の制定」、「介護保険料の引き下げを求める請願」、「敬老祝い金を削減しないことを求める請願」です。

ポイント制では恩恵のない高齢者が生まれる

 清水市長のマニフェストに基づく理念条例である「安心長生き条例」は、市民による「支えあい」が強調され、各種のポイント制度が提案されました。
 ボランティア活動や健康サークル、介護サロンなどに参加をすればポイントをもらえ、換金できるシステムで、そうした活動に参加できない高齢者には何の恩恵もありません。
 この条例案と平行して、すべての高齢者が対象の敬老祝い金削減案と、介護保険料の値上げ案が提案されました。

社会保障を充実してこそ「安心長生き」できる

 戸島よし子、久保みき両市議は「安心長生き条例と同時に長寿慶祝事業である敬老祝い金の削減をもくろんでいることは矛盾している」と厳しく指摘し「安心して長生きするためには、年金、医療、介護など社会保障の充実が重要である」として議案に反対しました。同時に、負担を軽減し、福祉を守ることを願う市民の請願には賛成しました。

 他会派は議案に賛成、請願には反対し、議案は採択、請願は不採択となりました。
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