6 月20 日、本会議で久保みき市議が請願の討論にたち、採択を主張しました。
請願第28 号「国保の資格証を早急に解消してください」
資格証の発行が最も多いのは、所得300 万円台。滞納世帯は4 万人を超えます。高すぎる国保税が滞納の原因になっていることはあきらかで、この状況を改善するためにも国保税を引き下げるべきです。国民皆保険制度は、全ての人に保険証がいきわたることを求めており、国民の生存権を保障するためにも、資格証の発行は早急に解消すべきです。
請願第29 号「消費税増税に反対する請願」
消費税は低所得者ほど負担が重い、逆進性のある税金です。中小企業は、価格に転嫁できず、身銭を切って納税しています。もし増税が行われれば、さいたま市の経済を支えている中小業者、商店の経営をいっそう困難にし、地域経済にも深刻な打撃を与えることになります。ただちに採択すべきです。
請願第30 号「ゆきとどいた教育の前進をもとめる請願」
先進諸国は1 クラス20 〜25 人があたりまえ。国に先がけて自治体で少人数学級を実施している学校では、教師が児童一人ひとりと向きあうことができ、学力の向上、いじめや不登校の減少といった成果が報告されています。教育予算を増やし、国が責任を持って教育条件整備をすすめることが必要であり、ただちに採択すべきです。
いずれの請願も、下表のとおり、民主・自民・公明・改革の反対により不採択となりました。