日本共産党さいたま市議団

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代表質問
いじめ犠牲者を生まないために
競争・序列・過密教育やめよ

 2012年9月19日、本会議で加川よしみつ市議が代表質問を行いました。

 市内中学校でいじめによる暴力事件があったことがあきらかになりました。さいたま市では過去に自殺も起きています。しかし「市教委は、掘り下げた分析をしていない」と加川市議は指摘。いじめが起きる背景に競争と序列化の教育があるとして「学校は子どもの命と人権を何よりも大切にする所でなければならない」と述べました。そのうえで、子どもを型にはめる「人間関係プログラム」や学力テスト、過密な授業の見直し、少人数学級の実施などを強く求めました。

 市は、教育のありかたの問題には触れず、いじめは子どもの感情や倫理観などが基になっているとし、子どもへのアンケートや早期対応でいじめを防ぐと答弁。30 人学級は「一人ひとりに目が行き届く」としながらも、実施には後ろ向きの姿勢でした。

 加川市議は、この間のいじめによる暴力や自殺事件の教訓から、子どもを孤立させず、教職員がつねに子どものことを語り合う学校運営にしなければいじめはなくならないと指摘。「直接子どもと触れ合うことが大事。いじめによる犠牲を出さないために行政、学校が総力をあげて競争・序列・過密でない楽しい学校にすべき」と求めました。

 ほかに独自の放射線量測定をもとに学校等の土壌検査回数の充実を求めました。また学校給食用牛乳の放射線量検査を増やすこと、TPP(環太平洋連携協定)と市の農業施策、公契約条例の制定、美園小通学路への橋かけ等をとりあげました。
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