2012年10月9日、9月議会の決算委員会で、戸島よし子市議は、教育条件整備等につい
て質問しました。

●学校校舎・トイレの大規模改修について

戸島　2011 年度の改修実績と改修必要校舎棟数は。
市　実施実績は、小学校は屋上防水6 校、外壁4 校、内部改修1 校、トイレ3 校。中学校は屋上防水4 校、外壁2 校、内部改修2 校、トイレ1 校。改修必要数は、小学校は23 校・51 棟、トイレ200 カ所。中学校は24 校・50 棟、トイレ105 カ所。

戸島　大変な数になっている。市独自に財政投入して進めるべきでは。国に対しても補助率をあげるよう求めるべき。
市　老朽化は重要な課題。中長期的な計画策定を進め、できる限り予算の確保に努める。国も老朽化の補助制度の拡充を検討している。

戸島　体育館にトイレが設置されていない大谷小・島小の改修は。
市　まだ改修できていない。できる限りトイレを整備していく。
戸島　災害時には避難所にもなるのだから、急いで具体化して欲しい。

●学校への太陽光発電の設置について

戸島　設置校は小学校11 校、中学校6 校のみ。2011 年に実施したのはどこか。
市　小学校では、美園、浦和別所、大宮東、大戸。中学校では、与野西、木崎、川通、合わせて7 カ所。
戸島　原発ゼロ、自然エネルギーへの転換が課題になっている。全校設置を積極的に進
めて欲しい

●公民館の老朽化・バリアフリー化について

戸島　58 館の公民館は、高齢者や障害者にとって利用しにくい。改修の進捗状況は。
市　エレベーター設置は14 館、みんなのトイレは38 館に設置、進んでいない。
戸島　高齢者や障害者も利用しやすい公民館を目指して、喫緊の課題としてしっかりや
ってほしい。
市　今後老朽化問題があるので、バリアフリー化と合わせて鋭意整備していく。

　戸島市議は、その他に、過大規模校の解消、学校給食調理員の民間委託問題、特別支援学級の増設などについて取り上げました。