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【議案外質問 市民生活委員会】
安全対策に疑問 住宅地のまん中に「水素ステーション」

 2013年9月17日、久保みき市議は、次世代自動車スマートエネルギー特区推進事業について質問しました。

水素をつくる過程でCO2を排出

久保:桜区中島に予定している水素ステーションは、ガスから水素を製造する予定だが製造過程でCO2を排出する。しかし水を電気分解して水素を作れば、製造過程でCO2を排出しないですむ。例えば太陽光発電などの電力によって水から水素をつくれば、循環型エネルギーとなり望ましい。ガスは化石燃料で限りある資源。市は再生可能エネルギーを推進しているはずだが、このやり方でいいのか。
市:確かに水素は水の電気分解によるもの、産業の副成物として発生するものもある。将来的には、さまざまな手法で高純度な水素を確保し、我が国の主要エネルギーとなるのが理想だが、まだそこにいたっていない。都市ガスや石油から水素をつくることを国がリードして決めている状況。

住環境、安全性から住民が反対

久保:この施設は住宅地の真ん中につくられる。近隣住民は、住環境への悪影響、安全性を危惧し、建設に反対している。この施設は、今の準工業地域から工業地域に変更して作られるが、騒音・振動や安全対策はどうするのか。また想定外の事故がおきたらどうするのか。
市:騒音・振動にはしっかりと対応していく安全については、水素をもらさない、爆発させない、延焼させない、拡大させないと幾重にも安全対策が設けられている。想定外のことについては、どうするかまだできていない。

 久保市議は、「台風も竜巻も起きている。直下型地震もいつおきるかわからない」と指摘。さらに住民からも白紙撤回の要望書が出されている事を紹介し、「住民の気持ちに寄り添って、住民が主人公のさいたま市をつくってほしい」と求めました。
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