さいたま市の９月定例市議会は９月３日から始まり、１０月１４日まで開催されます。
　９月定例議会では、各常任委員会での条例議案審議と常任委員会にかかわる議案外質問や予算委員会での補正予算審議が行なわれるほか、決算特別委員会のもとで平成１９年度の一般会計・特別会計、企業会計の決算審議が行なわれます。なお決算特別委員会には党市議団から、加川よしみつ、青柳しんじ、とりうみ敏行、戸島よし子の各議員が決算委員として審議にのぞみます。
　８日（月）から始まる本会議での代表質問では神田よしゆき市議が、一般質問ではあがつま京子、斉藤まきの各議員が質問に立ち、社会保障費削減と消費税増税問題や後期高齢者医療制度、子育て支援（医療費助成の拡充）、国民健康保険税の減免制度などの問題を取り上げ、市民のくらしを守ることと市民要求実現を迫っていきます。
　この間、議会改革推進検討特別委員会で審議してきた次期改選時における「議員定数」について、自民、民主・無所属の会、公明、彩政会の４会派は、議員定数を６４から６０にする削減案を今議会に、議員提出議案として提出する動きがあります。党市議団は、委員会審議で「市民の多様な意見を反映させるためにも現数を減らすべきではない」と主張してきましたが、引き続き定数削減を許さないために全力を尽くします。
　今議会、新たに提出された主な請願は、「国民皆保険のもとすべての人に国保証が届くようにすること」や「地方自治法で定められた議員定数６４人を堅持し、議会の権能を全面的に発揮することを求める請願」などです。