日本共産党さいたま市議団

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岡山県倉敷市・福岡県糸島市のガス化溶融炉方式焼却施設
建設・運営・コスト・問題など視察

 日本共産党市議団は10月20日に岡山県倉敷市、21日に福岡県糸島市を視察しました。
 倉敷市はガス化溶融炉をPFI方式で運営しており、水島エコワークス(JFE、中国電力、三菱、岡山県、倉敷市などが株主)に委託しています。建設・運営にあたってのコストや問題点などについて、倉敷市環境施設課から説明を受けました。
 糸島市では糸島クリーンセンターのガス化溶融炉を視察、制御室での運転管理の様子や溶融炉から排出される溶融物の処理を見学しました。
 両市の施設とも、巨額の建設・運営費が投入されています。技術的な面から、運営を建設した製鉄業者に委託しなければならないことも共通しています。また、下水汚泥や焼却灰などなんでも燃やすために、廃プラスチックやコークスなどを補助燃料として使わなければならないこともわかりました。
 本市でも、ガス化溶融炉を採用した新クリーンセンターの建設が6月議会で可決されています。今回の視察で明らかになった問題点などを今後も議会で追求していきます。
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