日本共産党さいたま市議団は２月４日、清水勇人市長に対して平成２３年度予算に関連して、予算組み替え提案を行いました。山崎あきら党市議団長は「市民要求を一歩でも前進させるための組み替えです」と説明しました。
　平成２３年度予算は、大型開発などの土木費に莫大な予算が投入されています。また、各種基金はさらに積み上げられています。
　今回の提案は、大型開発を見直し各種基金を積極的に活用して、市民の要望や市民のくらしを守る予算に切り替えることを求めています。基金・積立金・繰越金の活用で１９２億円、歳出のカットで３０億７３００万円、一般会計予算の５％にあたる合計２２２億７３００万円を財源とし、上下水道料金や国保税などの引き下げ、保育料・介護保険料の負担軽減、小学３年生と中学１年生で３５人学級実施、学校警備員８時間配置、市営住宅の建設、住宅リフォーム助成制度創設を行うよう提案しました。
　党市議団は予算案の審議を通じて、この提案の市民要望や市民負担軽減が図られるよう努力します。