日本共産党市議団は２月２１日、南区にあるナーサリールームで発生した死亡事故に関する申し入れを行いました。
　２月１０日、１歳女児が昼寝中に死亡するという痛ましい事故が起きました。現在、警察による事情聴取が行われていますが、市の認定を受けているナーサリールームでの死亡事故であることから、市の指導監督責任が問われます。
　党市議団は、�@ご遺族や、このナーサリールームへ通う児童や保護者、保育者への専門的なケア、�A徹底的な原因究明と再発防止策、�B「認可外保育施設指導監督基準」の明確化、の３点を申し入れました。
　子ども未来局長は、「このようなことを二度と起こさないように、認可外保育施設に対しては認可保育所と同様の昼寝時のチェックを指導徹底していく」とのべました。
　日本共産党さいたま市議団は、保育環境や保育基準が緩和された認可外施設において全国的に事故が多発していることを指摘し、認可保育所を市の責任で増設することを求めてきました。二度とこのような事故が起きないよう、市に対し保育政策の抜本的な転換を求めていきます。