政策と活動

その他

党市議団の予算要望に市が回答 民間学童支援員の処遇改善が前進

2020年度予算要望の回答を市長から受け取る党市議団

 1 月27 日、清水勇人市長より、党市議団の2020 年度予算編成に関する要望書への回答を受け取りました。

 

 清水市長は2020 年度予算編成の特徴を「東京五輪2020 大会の本市開催を好機ととらえてさらなる成長・発展を図る」「2019 年台風19 号による災害を教訓とした防災・減災対策の一層の強化」「Society5.0 の時代に対応したスマートシティの取り組み」と紹介。予算規模はさいたま市政史上最大規模となる1 兆58 億円となります。回答を何点か紹介します。

 

民間学童支援員の処遇改善へ

 

 党市議団の「放課後児童クラブ・学童保育の指導員の処遇改善と(略)指導員の専門性にふさわしい労働条件を確保するため、国の補助制度を満額活用すること」との要望に対し、市は「処遇改善費補助金制度を平成27 年度に創設して以降、対象者や交付額の拡充にとりくんできたが、令和2 年度にも交付額を拡充する」と回答。今年度はそのための予算が約7620 万円組まれています。

 

デイサービス型・宿泊型産後ケアが実施へ

 

 党市議団の「産後ケアについて、デイケアやショートステイで利用できる設備がある『産後母子支援センター』を設置し、運営に助産師の力を借りること」との要望に対し、市は「デイサービス型・宿泊型産後ケアについては、医療機関等の空床を活用する方法で実施できるよう関係機関との調整を図ったうえで、2020 年度後半からの開始に向けて準備を進める」と回答しました。

 

油面川の川底はコンクリートに

 

 台風19 号により甚大な被害を受けた桜区桜田地域に流入した水は、近くを流れる油面川からあふれた水でした。党市議団は油面川について「衛生面から川底をすべてコンクリートにすること。また水害対策を早急に進めること」と要望しましたが、市は「川底をすべてコンクリートにするための整備を検討する。水害対策として油面川排水機場整備を前倒して完成を目指す」と回答しました。

西区市政報告会 台風19号被害で切実な声

市政報告をおこなう久保みき市議

 11 月24 日、西区馬宮コミュニティセンターで市政報告会が開催され、久保みき市議が報告しました。

 

 9 月議会の議案や請願、決算審査の様子などを報告し、参加者からの質問に答えました。質問は、学校のトイレの状況、コミュニティバスについて、公園の遊具の使用禁止について、JR 川越線についてなど多岐にわたりました。

 

 また、台風19 号の被害については「深夜3 時の避難指示は多くの市民を不安にし、混乱させたのでは」「防災無線が聞こえず、避難指示を知らなかった」などの切実な声が寄せられました。

 

 9 月議会で設置された台風19 号災害対策調査特別委員会では、市は「強風を懸念して早い段階から避難所を開設した。しかし、次第に豪雨の水害が心配されたことから垂直避難に切り替えた」と説明していますが、今回の経験を踏まえて水害に対する避難のあり方を考えていく必要があります。党市議団として、寄せられた声を市政にいかしていきます。

平和な日々を重ねて さいたま市戦没者追悼式ひらかれる

さいたま市戦没者追悼式に参列した(左から)神田よしゆき、とばめぐみの両市議

 10 月29 日、市民会館おおみやで「さいたま市戦没者追悼式」が開催され、清水市長をはじめ約300 人が参列しました。党市議団からは神田よしゆき、とばめぐみの両市議が参加しました。

 

 毎年、戦争の犠牲となった戦没者のご冥福をお祈りするとともに、恒久平和を祈念して、市と市内の遺族会(浦和、大宮、与野、岩槻)が追悼式を開催していますが、終戦時に生まれたご遺族の方もすでに74 歳になられます。

 

 あいさつにたった清水市長は「さいたま市は人口130 万を超える大都市となったが、これも戦没者の方々の犠牲の上に築かれたもの。市民一人ひとりが幸せを実感でき、平和な社会で安心して暮らせるよう努力する」と述べました。

 

 参加したとば市議は「謹んで戦没者の方々に献花させていただき、戦没者のご冥福とご遺族の方々がいつまでも健康で長生きされることを祈った。これからも、さいたま市平和都市宣言にもとづき、平和行政の推進のために努力する」と語りました。

西区市政報告会 切実な要望を市政に届けて

報告をおこなう(左から)神田、たけこしの両市議

 9 月8 日、西部文化センター(西区)で開催された市政報告会に神田よしゆき、たけこし連の両市議が参加しました。

 

 はじめに、たけこし市議の初質問の動画を上映しました。たけこし市議は、「市民の声を直接届けることを意識した」と質問に込めた思いを語りました。神田市議は、再開発優先で市民の福祉予算が減らされている市政の問題について解説し、6 月議会に出された議案や請願などの報告をおこないました。会場からは、いじめ問題や公園遊具の使用禁止について、公民館の建て替え問題などについて質問や意見が出され、それぞれについて党市議団の政策を説明しました。

 

 また、水害の被害について「少量の雨でも通学路に水がたまる。早急な対応を」と切実な声が数多く寄せられました。参加者からは「議会を身近に感じた」「国保税や水道料金が全国と比べて高い。なんとかならないか」という感想や意見、コミュニティバスの利便性の改善を求める要望が寄せられました。

自分らしいセカンドライフのために 支援センターが開設

 人生100 年時代を迎え、セカンドライフを自分らしく生きることはみんなの願いであり、居心地のいい、自分が必要とされるコミュニティはとても重要です。

 

 9 月2 日、さいたま市セカンドライフ支援センター「り・とらいふ」の開設式典がおこなわれ、党議員団からとばめぐみ市議が出席しました。

 

 愛称「り・とらいふ」は、「り(re): 繰り返す/とらい(try): 挑戦/らいふ(life):人生・生活」の言葉をつなげたものです。定年退職後や子育てを終えたあとの人生において、生涯現役でいきいきと社会参加できるように、ボランティア・就労・生涯学習・地域活動に関する相談・情報の提供をするワンストップの窓口で「50 歳からのあなたの生きがい一緒に探します」と、相談や案内をおこなっています。事務所は浦和駅東口コムナーレ9階(現在のシルバーバンク事務所)で受付は平日9:00 ~ 17:00 です。

 

り・とらいふ窓口の様子

 

 とば市議は「市民が健康で、地域とつながりを持ち、自分らしく生きるセカンドライフを心から願い、『り・とらいふ』の活動に期待したい」と述べました。

 

り・とらいふweb

http://2ndlife.city.saitama.jp/

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