政策と活動

集会・市民活動

30 人学級必ず実現を 署名スタート集会開かれる

 7 月7 日、「30 人学級を実現するさいたま市民の会」主催の集会が開かれ、党市議団からもりや千津子、大木学の両市議が参加しました。

 

 最初に元教員で埼大講師の斎藤修さんから「今、学校では教える内容や実務が増え教職員は多忙化を極めている。ひとり一人の子どもたちにきめ細かな指導をおこなうためには少人数学級がどうしても必要」との話があり、参加者との懇談、交流がおこなわれました。

 

 現在、さいたま市では小学校2 年生までは35 人学級編成ですが、3 年生で40 人学級編成になることにより、1 クラスが一気に10 人以上も増える学校が9 校もあります。参加者からは「30 人学級を実現させるためには、今年の請願署名はとくに大事。力を合わせよう」との呼びかけがありました。

「1 人でも多くの人に知ってほしい」 中央区 アスベストのつどいに45人参加

 中央区上落合にあった旧エタニットパイプ大宮工場の周辺住民に、アスベスト(石綿)特有のがん「中皮腫」の患者が見つかった件は、新聞などでも報じられましたが、7 月2 日、上落合公民館で「上落合にアスベストがあった~映画とお話のつどい~」がおこなわれ、45 人が参加しました。

 映画は「埋もれた時限爆弾 さいたまアスベスト被害」と「子どもの頃、光る砂で遊んだ」の2 本が上映されました。この「子どもの頃、光る砂で遊んだ」に出演しているのが、近隣住民でエタニットアスベスト公害の患者でもある、松井絵理さんです。

 松井さんらは今回のつどいを主催した「エタニットアスベスト公害きずな会」を立ち上げ、「被害の実態を広く知ってほしい」とシンポジウムや記者会見をひらいて訴えてきました。また、さいたま市に対し、周辺住民を対象に無料検診を実施することを求めてきました。市はこの要請を受け、9月から検診を実施することを決定し、7 月20 日から申請を受け付けます。

 松井さんは、「1 人でも多くの人に情報を知ってほしい。検診を受けてほしい」と、この問題の周知の必要性を訴えました。
 このつどいには党市議団から山崎あきら市議が参加し、発言しました。

民間 学童保育 施設の確保が大変! さいたま市学童保育連絡協議会 総会

 5 月21 日、さいたま市学童保育連絡協議会(市連恊)の総会が開催され、党市議団から戸島よし子、久保みき両市議が参加しました。

 さいたま市の学童保育は、公立74 カ所に3608 人、民間160 カ所に6615 人、合計234 カ所、10223 人の児童数です。今年4 月の公立学童保育の一次不承諾数は1259 人にのぼり、深刻な事態となって
います。市は原則、公立学童保育をつくらず民間学童保育を整備する方針をとっていますが、民間学童保育は施設の確保に大変な苦労をしています。市の施設確保への支援が不可欠です。市が施設を学校の空き教室の活用なども含めて整備するのは、年間1 カ所程度です。施設に市が責任を持つよう、さらに施策を拡充することが求められます。

 市連恊では、指導員の定着を図り、保育の内容を向上させるとりくみもていねいにおこなわれていますが、市の処遇改善が十分でなく、国庫補助金の活用が求められています。

 総会では施設の問題、指導員の処遇改善をすすめる議論が交流されました。

みんなのさいたま市をつくる会がシンポジウム 地域経済 どう活性化させる?

 3 月25 日、「みんなのさいたま市をつくる会」は市内で「雇用・地域経済・公契約問題を考えるシンポジウム」を開催しました。同会のシンポジウムはこの1年間で5回目となります。

 

 税理士の沼田道孝さんは、「さいたま市の事業所は97%が中小企業なのに市の施策は大企業の呼び込みが中心」と指摘し、「地域経済の発展や市民に寄りそった政策ではない」と批判しました。つづいて埼玉県自治体問題研究所事務局長の渡辺繁博さんは「さいたま市の人口は介護や保育、医療で人材不足なのだから、市の支援を強めれば雇用は前進する。首都圏の特性を生かした産業おこしを」と提起。全労連の斉藤寛生さんは、公契約条例の意義や制定自治体を広がっている現状を報告し、公共サービスの意義の再考を呼びかけました。

 

 最後にコーディネーターの前島ひでおさんがまとめをおこないました。前島さんは「悪政をストップし、市政を変える必要があると改めて感じた」と述べました。

 このシンポジウムには、党市議団から神田よしゆき、松村としおの両市議が参加しました。

さいたま市の教育を語りあう 南区・教育懇談会

 1 月24 日、南区で教育懇談会がひらかれ、党市議団から、もりや千津子市議が参加しました。

 

 はじめに、「さいたま市の教育は今」というテーマで、元中学校教員の高田肇さんがお話しました。高田さんは、発展途上国で命の危険をおかしても学校に通う子どもたちの話や、特別支援学級で学ぶ子どもたちが、失敗を経て成功したときのよろこぶ姿などを紹介し、「学びの意味」を問いかけました。

 

 参加者からは、「小学校1 年生から英語の授業がおこなわれているというが、小さいときにこそ日本語をしっかりと学ぶことが大切」「武蔵浦和周辺の学校では大規模校化、過密化により校庭や体育館が全国平均からみても極端に狭い。部活などではほかの場所を借りて練習している。その費用が保護者負担であることも疑問」など、切実な実態が語られました。

 また、学童保育所に入れない「学童待機」が多数いることから「保護者や民間任せにするのではなく、公立の学童保育所を設置してほしい」という強い要望も出されました。

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