議会報告

【2月議会 予算委員会 保健福祉】高齢者の生活実態に目を向けて 予算削減は許されない

予算委員会にて保健福祉関連の質疑を行う戸島よし子市議

 3月2日、予算委員会で保健福祉委員会にかかわる予算が審議され、戸島よし子市議が質疑をおこないました。

戸島:介護認定に時間がかかり過ぎる。改善されるのか。

:平均53.1日かかる。審議会の開催日数などを改善して日数の縮減を図る。

戸島:介護保険料の普通徴収者の滞納や所得の状況は。

:平成26年度は1万513人で、全体の24%。本人非課税者が6283人で65%にあたる。

戸島:介護サービスが必要になった場合はどうするのか。

:滞納分を払ってもらうか、サービス利用で自己負担が10割負担など制限される。

戸島:介護が必要なのにサービスが受けられないことが心配。減免制度の拡充が必要。さらに、新年度から重度要介護在宅手当(本人非課税)が廃止されるが影響を受けると予想される人数と予算削減額は。

:支給されなくなる対象者は1,430人。予算削減額は7,300万円。

戸島:現在支給されている方は継続されるが、今後、介護度3以上の人は支給されない。非課税の高齢者の生活への影響を配慮したのか。

:介護サービスの拡充で対応していただく。

戸島:受けられる人と受けられない人とで、市民間に不公平を持ち込むものだ。寝たきりの声を上げることもできない高齢者への冷たい仕打ちは許されない。

介護施設への指導監督の強化を

戸島:介護施設での事件や虐待が増えている。介護事業所への指導監督の実績は。

:集団指導2,250件、実地指導240件、監査は12事業所で実施。

戸島:監査の強化が必要では。

:いろいろな事件で心を痛めている。監査の強化を図っていく。

 戸島市議はその他に保育所、学童保育などの問題を取り上げました。

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