議会報告

【6月議会 総括質疑】大宮図書館が指定管理に 施設の有料化 広げるべきではない

質疑をおこなう神田よしゆき市議

 5月27日、6月議会の本会議で、神田よしゆき市議が総括質疑をおこないました。 
 神田市議は大宮区役所の建て替えで併設される大宮図書館に指定管理制度が導入される条例改正について質疑しました。
 

神田:大宮図書館の文化施設について、従来は展示ホールのみ有料。今度は研究席、研修室まで有料とした理由は。

副教育長:建て替える大宮区役所に併設されることで利便性が高まり、そのため予約で占有できる施設については有料とした。

神田:図書館などの社会教育施設が有料化されることはあってはならない。

副教育長:社会教育団体や、従来から使っている市民団体などは使用料を減免する。

 

【法人市民税50億円の減収】

 また、市民税条例の改正で、法人税率の引き下げにともない法人市民税率の引き下げがおこなわれます。 

神田:今回の改正にともなう法人市民税の減税額はどのくらいになるのか。この減税になる事業所の数はいくらになるか。この減税による財源は補償されるのか。

財政局長:影響額は50億円。減税される事業所の数は、事業規模の大きい法人税割が8.4%適用の事業所4200法人。事業規模の小さい6.0%適用の法人が8700となる。減税分の財源は、新たに法人税から国税扱いとなる分と、地方消費税の増税分で補てんされる。

 法人税減税の穴埋めに消費税の増税分が使われることが明らかになりました。 

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