2013年03月06日|
【市民生活委員会 議案外質問】 旧南区役所駐車場 アスベスト対策求める
2013年2月18日に行われた市民生活委員会で、加川よしみつ市議は、議案外質問を行い、旧南区役所第1・第2駐車場の再生砕石からアスベストが発見された問題について質しました。
アスベストは静かな時限爆弾とも呼ばれ、石綿肺がんや中皮腫というガンは、20年から30年もの潜伏期間があります。特に子どもはアスベストの感受性が高く心配です。
加川 市は第2 駐車場からアスベストが検出され、第1駐車場は「ない」というが、市民が専門機関に分析してもらったら検出された。第1・第2駐車場とも同じ時期に同業者が工事をしている。
市 再生砕石の調査基準は法律になく、土壌汚染対策法を準用しているが、適切な調査だった。
加川 第2駐車場は、人体への危険性が高い青石綿(クロシドライト)が発見された。しかし第1駐車場にはアスベストが「ない」として工事を行えば作業員や周辺住民、子どもが危険にさらされる。再調査を。
市 再調査を行う考えはない。
加川 市民の中に不安がある。住民への説明も不十分。
市 大気環境調査や情報提供に努める。
あわせて加川市議は、再生砕石の運搬を安全に配慮して行うことを求めました。
またスポーツ少年団の体罰問題や、区長の権限強化について質しました。