議会報告

【総合政策委員会 議案外質問】 小規模修繕工事 登録制度の改善を

 総合政策委員会の議案外質問で神田よしゆき市議は、小規模修繕工事登録制度について取り上げました。

 制度は、市が発注する100万円以下の小規模工事について、市内中小建設業者の仕事を確保するためにつくられたものです。しかし、対象となる工事のうち、実際に小規模事業者に発注された件数はわずか3%、金額では1.7%にすぎません。神田市議は、制度の趣旨を生かし、発注率を上げるよう制度の改善を求めました。市の答弁は「発注率向上のために制度の周知、活用を働きかける」にとどまりました。

金融円滑化法終了後の対策を 

 中小企業などの資金繰りを支援する金融円滑化法が3 月に終了します。神田市議は「中小企業のみなさんから制度終了で金融機関の貸しはがしや、倒産の懸念が広がっている」と指摘し、「地域経済を守る観点から、国に制度延長を求めるべき」と迫りました。

 また、市の資金融資制度についても、とりあげました。
神田 特別の支援体制が年度末には必要ではないか。

市 複数の借り入れ債務を一本化し、返済負担の軽減をはかる借りかえ可能な融資制度を創設する。

神田 申し込みから融資までの時間が長い。短くなるよう改善を。

市 調査に日数が必要だが、手続きの見直しの中で研究したい。

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