2014年01月30日|
【議案外質問 保健福祉委員会】 生活保護の扶養義務 保護決定の条件ではない
2013年12月9日、神田よしゆき市議は、保健福祉委員会で議案外質問行い、生活保護法の改正で扶養義務が保護決定の条件とするあやまったあつかいが全国的にあることから市の考え方を質しました。
神田 生活保護申請者の扶養義務者に対しての調査書、扶養届出書という書類がある。扶養義務が保護を受けるための要件であると誤認させる恐れがあるような記述があり、全国的に問題になった。市ではこのような調査をおこなっているのか。
市 今回の改正にあたって、あらためて調査は実施していない。本市において確認したところ、扶養照会書については適正な文書になっていた。
神田 市としては今度の扶養義務強化について、申請を滞らせたり、水際で押し返すものとして考えるべきではない。
市 扶養義務については、要件という取扱いではない。扶養が要件であるかのような説明をおこなって保護の申請をあきらめさせるようなことは申請権の侵害にあたるおそれがあるため、あらためて申請権の侵害がないように留意することを通知した。