議会報告

【議案外質問 保健福祉】 国保の都道府県化 県に応分の負担を

 神田よしゆき市議は国民健康保険の都道府県単位化(広域化)について質しました。
神田 国保の都道府県化は、財政難を理由として「税と社会保障の一体改革」路線のもとですすめられ、2015 年度には実質的に完了する。市はどのような見解をお持ちか。
市 国保は高齢者や低所得者の割合が高い。所得に占める保険料負担が重いといった課題に加え、小規模保険者の存在や地域ごとの保険料格差の課題もある。市としては国保の都道府県化は必要と考える。
神田 多くの自治体は保険税(料)の適正化のために一般会計からの繰り入れをおこなっている。保険税徴収について、市が料金を設定し徴収する方法で進むのか。
市 国の責任において、すべての国民を対象とする医療保険制度の一本化をはかることが必要。今後は国と県と地方の協議の経過も含めて注視する。
神田 都道府県化によって市の負担が増えないよう、県に応分の負担を求めていくべきでは。
市 県の方針の策定にあたっても市の負担が過剰にならないよう求めながら協力する。

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