2014年02月24日|
【議案外質問 総合政策】 大宮化学学校毒ガス安全対策 市と関係機関の連携を確認
山崎あきら市議は、陸上自衛隊大宮駐屯地化学学校が保有しているサリンなどの毒ガスについて、安全対策を市に質しました。
山崎 大規模災害で毒ガスが基地外に流出する危険があれば化学学校は関係機関、市、警察、周辺住民に通報することになっている。連絡体制は確認したのか。
市 化学学校の緊急時の初動対応については、昨年、学校関係者、本市危機管理部、本市消防局警防部、埼玉県危機管理防災部、埼玉県警の職員で話し合った。そこで毒ガス被害の発生または恐れがある場合、化学学校はただちに警察・消防に通報することを確認。新たに本市の安心安全課にも連絡し、関係機関の連携もはかることにした。
山崎 危険物を大量に扱う事業者とは防災協定を結び災害発生時の対応をあらかじめ定めるが、化学学校とも防災協定を結ぶべき。
市 協定を結ぶことは考えていない。市内危険物質の事故や事件、テロなどの対策として初動対応マニュアルを作っている。完成したらホームページなどで公表する。
党市議団が安全対策のひとつとして求めてきた、市と関係機関の連携がつくられたことは前進ですが、引き続きしっかりとした対策を講じるよう求めていきます。