議会報告

【総合政策委員会 請願審査】 消費税10%増税中止 集団的自衛権閣議決定撤回 党市議団はいずれも採択を主張

 9 月12 日、総合政策委員会に「消費税10%への再増税をやめるよう求める請願」と「海外で戦争する国にする集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める請願」の審査がおこなわれ、山崎あきら市議が採択に賛成する討論をおこないました。

再増税は中止せよ 

 「消費税再増税をやめるよう求める請願」について、山崎市議は「所得が伸び悩んでいる中、さらなる消費税増税をおこなえば、消費が大幅に減るのは目に見えており、くらしと経済への打撃は計り知れない」と主張し、採択を求めました。しかし、改革フォ-ラムの市議が討論し、「今後も同じ水準の行政サービスを維持していくためには増税という道は否定できない」として不採択を主張。採決の結果、共産党以外の会派が反対し不採択となりました。

国の在り方を根底から変える 

 「集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める請願」について、山崎市議は「『閣議決定』は国の在り方を根底から変えるもので、立憲主義を踏みにじり、憲法破壊クーデターと呼ぶべき暴挙」と指摘し、採択を求めました。民主党の市議は、埼玉土建が提出した請願について「(請願趣旨に)憲法9 条を守り生かす、とあるが、我々は旧来の護憲的発想ではなく未来志向の議論をする立場」として不採択を主張。青年有志が提出した請願は「憲法改正の正規の手続きを経るべき、というところは一致する」として採択を主張。自民、公明、改革フォーラムはいずれも不採択としました。 

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