2014年12月08日|
【議案外質問 保健福祉】 国保の都道府県単位化は構造問題を解消してから

12 月8 日、保健福祉委員会で神田よしゆき市議が議案外質問にたちました。
神田 国民健康保険の都道府県単位化については「社会保障と税の一体改革」として来年の通常国会に提出される予定だが、協議が進まず議論の中身も公開されていない。
埼玉県と市町村の協議がおこなわれているはずだが、経過をうかがう。
市 平成29 年を目途に国保を広域化するため、「国保基盤強化協議会」より8 月に中間取りまとめが報告された。
神田 保険料負担軽減についての見通しは。
市 「社会保障と税一体体改革」の方針で決定している低所得者対策のうち、保険者支援制度の拡充のための予算1700 億円を早期に実施するなど3 点が示された。
神田市議は「いろいろな問題が定かではない状況で都道府県単位化に市がどう臨むのかという点で、例えば高すぎる保険料の問題を解決しないままだと、大幅な保険料の引き上げをしないと制度上もたない、などということになりかねない。国保の構造問題を解消してからすすめていくべき」と提案しました。