議会報告

【議案外質問 市民生活】 不育症への理解と周知を

 久保みき市議は、不育症について質しました。
久保 女性の悩み電話相談のうち、妊娠に関する相談は何件寄せられているか。
市 2011 年度が20 件、2012 年度が9 件、2013 年度が25 件。不妊治療や出産費用の工面などの相談がある。
久保 妊娠しても流産をくりかえしてしまう「不育症」についての相談はどうか。
市 専門的な話になるため、話をうかがったのち、保健所の不妊相談や産婦人科医への相談の案内などの情報提供をしていきたい。
久保 不育症は適切に治療すれば85%が出産までたどりつけるが、知らされていないため流産をくり返してしまうケースがある。電話相談では話しているとつらい思いが込み上げくるのでメールで相談したいという声もあるがいかがか。
市 なりすましなどによる個人情報の漏えいも考えられるので、現時点では考えていない。
久保 「不育症そだってねっと」という団体が、不育症への理解を深めるためのパンフレットをつくっている。公的機関でもこのパンフレットを置いたらどうか。
市 希望があれば、市役所や各保健所、「パートナーシップさいたま」や「女・男(ひと・ひと)プラザ」などに置くことは可能だと考える。

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