2016年01月05日|
【12月議会 総合政策委員会】特別職ボーナスの引き上げ議案 自民・民主改革・公明の賛成で可決 共産党市議団は反対
12月7日、総合政策委員会で特別職(議員、市長、副市長、教育長など)の期末手当(ボーナス)引き上げ議案の討論、採決がおこなわれ、党市議団から神田よしゆき市議が反対討論をおこないました。
今議会には、今年度の12月期のボーナスから引き上げる議案が提案されています。今回の引き上げは特別職報酬等審議会の答申によるものですが、引き上げの理由として、地方公務員の給与が若干引き上げられたことが挙げられています。しかし、さいたま市の職員の給与の水準は、いままで数回にわたって引き下げられ、今回引き上げられたとしても10年前の水準にも達しません。
また、市職員の給与は生活を維持することから決められますが、特別職の給与や報酬は、生活給以上に高く設定されています。特別職の給与、報酬のあり方は、市民のくらしの現状を踏まえて決めるべきです。
神田市議は「市民の収入は増えておらず、ボーナスの引き上げなど許されない」と指摘しました。しかし採決の結果、自民・民主改革・公明の賛成で引き上げ案が可決されました。党市議団としては、引き上げを許さないために今後も他会派への働きかけを強めます。