2016年01月06日|
【12月議会 予算委員会 討論】PFIで民間まかせ 中等教育学校は市の責任で整備を
2015年12月14日、松村としお市議は、大宮西高等学校を廃校にし、中高一貫の中等教育学校をつくる計画について討論をおこないました。
同校の建設・維持管理をPFIでおこなうとして、20年間で約90億円(建設65億円、維持管理などで25億円)という巨額の補正予算に対して、松村市議は「建物の維持管理等に18年で25億円(年1.4億円)かけるもので、ほかの市立中・高と比べて高額。さらに建物の維持管理を民間業者に任せるもので、校舎をを使う教員や生徒への影響が不明瞭。経費面においても、公教育に市が責任を持つうえでも、民間任せのPFI方式による建設は認められない」と主張し、補正予算に反対しました。
【PFI(Private Finance Initiative)】
公共施設の建設にあたり資金調達、設計、建設、維持管理等を民間にまかせるしくみ。事業費が削減できると言われるが、15~20年と長期間の事業になるため検証が困難。全国では失敗も少なくない。