議会報告

2014年10月

【決算委員会 クリテリウム】 3億3000万もかけて 開催するべきか

 10 月3 日、決算委員会でさいたまクリテリウムの集中審議がおこなわれ、久保みき市議が質問にたちました。
 約2 億円の赤字を出した昨年のクリテリウム。昨年の12 月議会には、赤字分の1 億5200 万円の補正予算議案がかけられたものの、審議未了・廃案になりました。しかし清水市長は、専決処分及び4000 万円の予算の流用で、赤字分の支出を税金から補てんすることを決めてしまいました。
久保 委託契約先は、JTB コーポレートセールスと1 社随意契約したが、理由は。
市 クリテリウムに当初からかかわっていたので。
久保 当初からかかわっていたと言うが、当初予算の見積もりにJTB は加わっていなかった。当初見積もりはどのようにして出したのか。
市 昨年担当していなかったのでよく分からない。
久保 これだけのイベントには5 億円がかかると言われている。見積もりの甘さは否定できない。
 今年のクリテリウムには、3 億3000 万円の予算が計上されています。昨年出た赤字分を、最初から上乗せしたかたちです。
 1 日限りの自転車競技イベントに3 億円以上のお金をかける一方で、高齢者、障害者、難病患者などの福祉はけずられていきます。
 久保市議は「9 月議会では難病患者見舞金・手術見舞金制度が廃止されようとしている。これでけずられる予算は2 億円。本当にこれだけのお金をかけて、毎年開催すべきなのかが問われている」と指摘しました。 

【決算委員会 市民生活委員会】 地球温暖化対策は 具体的な方策で

 10 月2 日、市民生活委員会関係の決算審査がおこなわれ、久保みき市議が質問にたちました。
久保 市の温室効果ガス削減目標は。
市 平成25 ~ 32 年で19%削減の目標を立てている。
久保 ハードルの高い目標を掲げるなかで、具体的な方策が求められる。全市立小・中学校に太陽光発電設備および蓄電池を設置しているのは大変評価できる。昨年の実施は31 校。これは教育委員会との連携が必須。他部局との連携で、具体的な方策を立てて削減し、地球温暖化対策を進めてほしい。

DV対策は電話相談のみ? 

久保 家庭内暴力、いわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス)で困っている方の相談を市はどのように受けているのか。また、昨年の相談件数688 件のうち、実際に救済できた件数は。
市 DVの電話相談ではさまざまな内容が含まれており、本当に救済に至ったかどうかの判断はつかない。
久保 電話相談のみでは対応不足なのではないか。命の危険が伴わないと公的なシェルターに入ることもできず、本来なら早期に暴力から救い出す必要があるのに手立てが遅れ、将来的な自立も困難になるという状況。市が助成金を出している民間シェルターとの連携強化、そして福祉との連携や一時保護の体制づくりが必要。
 久保市議はシティマラソンについても質問しました。市は2018 年からフルマラソン化する計画です。久保市議は、費用の面や市民参加が減るなどの懸念について指摘し、「幅広い市民参加のマラソンにしていくことが重要。また、車いす部門の開催をするべき」と強く求めました。 

【決算委員会 文教委員会】 少人数学級の 実現を早急に

 10 月1 日、文教委員会関係の決算審査がおこなわれ、加川よしみつ市議が質問にたちました。
加川 市内小学校の1・2 年生は、さいたま市独自ではなく、埼玉県の制度を活用して、少人数(35 人)学級を実施している。平成14 年から12 年にわたって実施されているが、その成果と効能はなにか。
市 1 人ひとりに目が行き届き、個に応じたきめ細かな指導をする上で効果がある。
加川 文科省の調査によれば、少人数指導より学級編成人数を引き下げた方が効果的であるとなっている。市もそのように認識しているのか。
市 市教委としては、少人数学級も少人数指導も同様の効果が得られると考えている。
加川 文科省の調査はさいたま市とは違うということか。市は「少人数学級の方が、明らかに効果がある」という国の調査結果を真摯に受け止め、市内小・中学校の全学年での30 人学級を早急に実施すべきだ。

早急なトイレ改修を求める 

加川 築25 年を経過して、トイレ改修がおこなわれていない校舎は、小・中学校でそれぞれ何校か。また、洋式化を求める声が強いが、どのくらい進んでいるか。
市 トイレの未改修は、小学校88 校189棟、中学校50 校84 棟。洋式化率は小学校、中学校ともに36%。今後の改修計画は、中長期的な改修を計画的におこなうため、現在、学校施設リフレッシュ計画を策定中。計画策定後、改修をすすめていく。
 加川市議はほかに、マンモス校の解消や公民館事業について質しました。

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