議会報告

2016年02月

【県外視察・広島県広島市】市単独で35人学級 少人数学級で教育の充実を

広島市の担当者から説明を聞く党市議団

 党市議団は1月20日、21日の2日間、県外視察をおこないました。 
 1日目の広島県広島市では、少人数学級のとりくみについて学びました。広島市教育委員会の説明では、現在小学校1年生から中学校1年生まで、すべての児童生徒が35人以下の学級で学んでいます。1クラスの平均児童・生徒数は小学校で28.7人で、さいたま市の小学校32.5人と比べると明らかに少人数です。また、特別支援学級の設置率は92%で、さいたま市の47%と比べて格段に高く、夜間中学校も2校あります。
 この方針をすすめるために、広島市では平成27年度、臨時教職員を小学校で169人、中学校で34人、合計203人採用しています。
 その際の人件費は約10億で、国が財政が厳しいことを理由に、35人学級をストップさせているなかで、広島市のとりくみは「国がうしろ向きでも市が独自で実施できる」ということをしめしています。
 広島市は「児童生徒の発達段階などをふまえて、少人数教育によるきめ細かな指導を進めることにより、基本的な生活習慣の確立と基礎・基本の学力の確実な定着を図り、個性や能力を伸ばす教育の充実をめざす」としています。

2016年度予算要望に回答 引き続き認可保育所の増設を

清水市長(中央)より回答書を受けとる党市議団

 1月25日、党市議団が提出した「2016年度予算要望書」に対する回答を清水市長より受け取りました。要望と回答に関する懇談で、清水市長は、認可保育所の増設、市立病院の医師および看護師の確保などについて説明をおこないました。
 まず、党市議団が求めた「認可保育所の増設」について、市長は「さいたま子ども・青少年のびのび希望プランにもとづき、平成28年4月に1,505人の定員増、平成29年度にむけて1,302人分の新設・増改築をおこなう」と報告。また「認可保育所のほかに小規模保育事業や幼稚園、ナーサリールーム、家庭保育室を活用するとともに、保育コンシェルジュを各区に配置するなどして待機児童の解消を図る」と説明しました。2月上旬には、今年4月の認可保育所入所申し込みの一次募集の結果(承諾・不承諾)が保護者に通知されます。例年、2,000人を超える子どもが入所不承諾となっており、認可保育所へのニーズの高さがうかがえます。党市議団は引きつづき、認可保育所の増設を求めていきます。
 つづいて、党市議団が求めた「市立病院の医師・看護師の確保と定着、労働条件の向上」について、「関係大学病院に依頼し、医師の確保に努める。看護師は市報・ホームページによる採用選考の広報、看護大学などへの就職説明会への参加、および院内保育室を運営するなど努力する」としています。平成28年度は19人の医師および看護師の増員をおこなうとのことでした。
 党市議団は、予算要望書への回答を精査し、2月議会の予算委員会での審議にいかしていきます。

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