2025年9月議会*議案外質問(総合政策委員会)ぎかいでの対応は中立・公平が当然
質問する金子あきよ市議
金子あきよ市議は「しんぶん赤旗」の報道を引用し、静岡県函南(かんなみ)町で元幹部職員が現役幹部対象の議会対応に関する勉強会で、不適切な資料を作成・使用していた問題を紹介しながら、議会と執行部の関係について質問しました。
この資料には「当初予算に反対する共産党議員への答弁は粗雑で構わない」「議員の所属党派や会派によって対応や答弁内容を忖度するのは当たり前」といった驚くべき記載がされています。
金子市議は「この資料からは、議員の質問は市民の声を反映したものだ、という認識がまったく感じられない。本市の職員はその認識をどのように形成し共有しているか」と、本市の認識を問いました。総務部長は「地方公務員は全体の奉仕者であり、中立公平に職務に当たらなければならないという基本的な考えを常に意識しており、議員には会派を問わず中立公平に対応している」と回答し、さらに「二元代表制のもと、市議会議員は市民から信託を受けた市民の代表であり、議会と執行部は『車の両輪』に例えられるように、会派や主義・主張にかかわらず互いを尊重し、連携・協力して市政運営にあたる必要があると認識している」と重ねて述べました。
金子市議は、さいたま市民の声が正しく反映された政策決定のためにも、議会と執行部が適切な緊張感の中で十分な議論をおこなえるよう、今後もとりくむことを求めました。


