2016年06月02日|
【与野本町小学校複合整備】公共施設マネジメント計画との矛盾が明らかに
5月25日、総合政策委員会と文教委員会の連合審査会がおこなわれ、党市議団から神田よしゆき市議と久保みき市議が参加しました。審査会では与野本町小学校の複合施設化計画の説明が市からありました。
さいたま市は、平成24年に「公共施設マネジメント計画」を策定し、「原則新しい施設はつくらない」「建て替えの際は複合施設にする」「施設総量を縮減する」という「ハコモノ3原則」を決めました。そのため与野本町小学校も、子育て支援センター、文化財資料室、放課後児童クラブとの複合施設となり、あわせて敷地内の東校舎、南校舎および与野本町コミュニティセンターの大規模改修をおこなう予定です。公共施設マネジメント計画で、複合施設には床面積を縮小することを基本としているにもかかわらず、今回の与野本町小学校複合化の計画では、総量が増えていることが明らかになりました。
市の説明により、必要な施設はどうしても縮小することができずに総量が増えてしまったということが明らかになりました。党市議団は必要な施設はつくるべきと考え、公共施設マネジメント計画には一貫して反対をしてきました。市民の要望を実現させる壁になり、今回のような矛盾を生む公共施設マネジメント計画は見直すべきです。