2016年10月27日|
【議案外質問・保健福祉】高齢者や障害者など災害弱者への支援強化を
保健福祉委員会にて議案外質問をする戸島よし子市議
9月20日、保健福祉委員会で議案外質問がおこなわれ、戸島よし子市議が災害時要支援者への支援体制について質問しました。
市内には、災害時に配慮が必要になる高齢者や障害者、難病患者、乳幼児、妊産婦、外国人などが約42万人います。そのうち、自力で避難することが困難でとくに支援が必要な人(要介護度2以上、障害者手帳1・2所持者など)が4万9870人。地域自主防災組織などに提供している要支援者名簿に名前を登録している人が2万4587人となっています。
戸島:名簿に基づく個別支援は自主防災組織等と協議できているのか。
市:自主防災組織等を説明し、検討していただいている。
戸島:要支援者の優先避難所は公民館などになっているが、受け入れ枠は。
市:60施設で、収容人員は1万554人。
戸島:学校の教室や公民館でも、エレベーターやトイレなどがバリアフリー化されていない施設での避難は困難が予想されるが。
市:バリアフリー化がすすんでいない施設もあるが、なんとか人道支援でカバーしていく。
戸島市議は「避難計画はできていても実際に運用するには多くの課題があり、自主防災組織等に丸投げするのではなく市が課題を整理しすすめていく必要がある」と述べました。