2016年10月27日|
【議案外質問・まちづくり】八ッ場ダム建設で水道料金が高くなる!?
まちづくり委員会にて議案外質問をおこなう松村としお市議
9月20日、まちづくり委員会で議案外質問がおこなわれ、松村としお市議が水道供給のあり方と八ッ場ダム建設について質問しました。
さいたま市の水道水は約9割を埼玉県から買って市民に供給しています。松村市議は「水道については県との関係が大きく影響する」と指摘し、とくに群馬県で建設中の八ッ場(やんば)ダムの事業費が大きく増え、県の負担も増えていることを問題にしました。
松村:8月に八ッ場ダムの事業費が720億円増額され、総計5320億円、当初予定の2.5倍になった。埼玉県の負担が増えれば水道料金に跳ね返るのではないか。
市:八ッ場ダムの建設費が上乗せされることが推測されるが、県からは具体的にはなにもない。
松村:八ッ場ダムの工事はまだ事業費が増えるという指摘もある。国や県に立ち止まって精査するよう求めてはどうか。
市:国、県の事業のため関与しない。
松村市議は「市民負担に大きく影響するのだから国・県に意見をいうべき」と強く求めました。松村市議はほかに緑区原山の遊歩道整備についても取り上げました。