2025年9月議会決算特別委員会(子ども文教委員会)学校で働く環境をととのえて
質問する池田めぐみ市議
9月29日、決算特別委員会(子ども文教委員会所管)が開かれ、池田めぐみとたけこし連の両市議が出席しました。
はじめに池田市議が登壇し、12月議会で池田市議がとりあげた「浦和区の中学校での管理職(当時)から新任教諭へのパワーハラスメント」について、把握していないと答弁したことに対し、関係者から事実と異なるという声が届いていると指摘しました。しかし教育委員会は当該案件については「相談を一度も受けたことがない」という答弁を繰り返しました。池田市議は複数の関係者から「相談をしても教育委員会が動いてくれない」という相談を受けており、教職員人事課が窓口では、ハラスメントの相談機関として機能していないことが明らかになりました。当該校での調査と、第三者的機関を設置するなど対応を求めました。
次に「給食調理室のエアコン設置状況」については、小学校7校(設置率6.73%)、中学校1校(設置率1.72%)であり、設置が進まない原因としては、学校施設リフレッシュ事業に合わせておこなっていることから、昨年度は3校のみの新規設置だったことが分かりました。池田市議は「現場からは、加熱器のそばは地獄の熱さだという訴えがある」として調理室へのエアコン設置を前倒しするよう要望しました。
子どもの意見を反映させるために
続いてたけこし市議が登壇しました。児童センターの運営に子どもの意見を反映させるしくみづくりとして、2024年度に3館でモデル事業を実施しました。具体的には、児童センターの古くなった図書の更新をテーマに、各館10万円の予算範囲内で子どもたちが話し合って決める事業です。モデル実施館は三橋児童センター、浦和別所児童センター、岩槻児童センターの3館です。市内18館から6館が希望し、地域バランスや利用者のおもな年齢層などを考慮してモデル実施館を選定されました。たけこし市議はこのとりくみを評価し、さらに広げていくことを求めました。
ほかにSAITAMA出会いサポートセンター(埼玉県が中心となって運営する婚活支援事業)についてとりあげました。


