議会報告

決算委員会*総合政策② 職員を増やして残業時間をへらせ

決算委員会で総合政策委員会関連の質疑をおこなう神田よしゆき市議

 9 月30 日、神田よしゆき市議が決算特別委員会(総合政策委員会関連)で市職員の働き方について質疑をおこないました。

 

神田 とくに残業時間の多い課、平均残業時間の多い課は。

 

 2018 年度の月平均時間外勤務時間数がいちばん多かったのは、人事課58.98時間、続いて医事課53.57 時間、財政課50.48 時間、スポーツイベント課48.15時間、商業振興課47.36 時間。

 

神田 人事委員会が長時間労働の是正として、業務の効率化を図ること、業務量に見合った人員の配置を求める勧告をしている。この勧告にもとづいたとりくみは。

 

 職員不足の課、時間外が多い課、今後業務が増加するとみられている課には人員配置をするよう進めている。

 

神田 働き方改革で、人事院は残業時間を月45 時間、年間360 時間を上限とする規則を定めている。本市の幸せ倍増プランでも、来年には年間残業時間が360 時間以上の人をゼロにする目標を掲げている。来年までに実現できるのか。

 

 目標の達成状況は、2018 年度で約18.1%。非常に厳しい状況と認識している。

 

神田 国をあげた定数抑制がずっと続けられてきたことが長時間労働を生み出す一番の要因。公務員を減らしすぎたことで、児童相談所の職員が少ないなど様々な問題が起こり、公務員を増やそうと風向きが変わってきている。人事委員会の勧告にきちんと応えていくべきだ。

 

 神田市議は、2018 年度の実績にたち職員を大幅に増やして残業時間を減らすよう求めましたが、市は大幅増員については答弁を避けました。

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